- 外交特権 - Diplomatic Immunity -
ドラゴンに関する情報収集のため、デルフィンの策でサルモール大使館へと潜入することになったネム。
首長や名家の集うパーティだということで、仕立ての良いドレスに身を包んだネムだったが、そのあまりに目立つ爆乳のせいでソリチュード従士として会に出席していた性欲魔人エリクールに目を付けられる。すでに給仕の美人娘――彼の機嫌を損ねたせいで兵士に連行された――を口説くのに失敗していたエリクールはここぞとばかりにネムに近づき、前例を見ただけに無視するわけにもいかないネムは彼と問答を交わし始める。しかし、生来の嘘の下手さとドレス似合わぬ田舎臭い顔が相まって、自らの身分が偽装したものであることを彼に看破されてしまう。
「エレンウェンの夜会に潜入してくるとは大したタマだ。いったい誰の指示だ? いや、どうでもいいか。では取り引きをしよう。
なに難しいことじゃあない、お前の体を俺に提供するんだ。そうすれば、見逃してやろう。むしろ協力してやってもいい。どうだ?
一回股を開くだけで全てが上手くいくんだ。お前としても悪くない話のはずだが?」
幸か不幸か、股間でモノを考えるタイプだったエリクール。いまこれを断りエレンウェンにでも告発されれば、デルフィンの立てた計画が台無しになるどころか、彼女たちブレイズの命を危険に晒すことになる。その問題が、たった一度のセックスで解決するのなら――
ドラゴンボーンとしてのこの長い道中、色々なことがあった。山賊に犯されたことも、モンスターに犯されたこともあった。もはや守るべき純潔は無いのだから。そう自らに言い聞かせ、ネムは人気のない空き部屋でエリクールのための奉仕をするのであった……
ってなわけでネムのエロいやつでした。
シチュエーションはエロ同人のRPGツクール系の女主人公モノでありそうなやつ。
もちろんこれはエロイリム世界線でのネムの話となるわけですが、エリクールと給仕の娘のくだりは実際にゲーム内であるやり取りなので、ありえなくはない話だと思います(笑)
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